沖縄市音楽資料館「おんがく村♪」貴重な沖縄音楽(民謡、ジャズ、ロック、フォーク)の資料、音源、映像を多数所蔵!入場無料で閲覧、視聴することが出来ます。

沖縄市音楽資料館おんがく村
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沖縄市音楽資料館 おんがく村

住所 / 沖縄市中央1-7-3(一番街内コザBOX向い)
開館時間 / 12時〜18時(休館日:旧盆・年末年始)
電話/098-923-3224
Eメール / info@ongakumura.okinawa

 
     

コザの歴史

コザの歴史と音楽

戦後、沖縄市(旧コザ市)は基地の門前町として、米軍人・軍属を対象とした商業や娯楽サービス業が次々と生まれ、飛躍的な経済発展を遂げる。その頃アメリカではジャズの全盛期を迎えており、アメリカ人客で賑わうコザでもジャズバンドの需要が高まり、音楽のまちとして動き出していく。

その後ロックが流行し、ベトナム戦争時代には、アメリカ人を相手に演奏するロックバンドが多数現れた。特飲街を流れるジュークボックスやレコードを聴きながら、見よう見まねで始まった沖縄のロックバンド。彼らは米兵相手のライブハウスで腕を磨いた。

1972年復帰の年を迎え、日本では沖縄ブームが巻き起こり、紫、コンディショングリーン、マリーウィズメデューサといった有名バンドが誕生し、一世を風靡する。

その後も次々と新しいミュージシャンが誕生しオレンジレンジなど全国的に活躍を見せる中、戦後の音楽シーンに名を連ねたミュージシャンの多くが現在も活動を続けている。

また、沖縄民謡界では、戦後南洋や日本本土から民謡歌手が沖縄に引き揚げ、多くがコザに戻り、あるいは移り住むようになる。そして作曲家普久原恒勇がコザ市にマルフクレコードを移設し沖縄市を中心に活躍する。その人気は衰えることなく今でも普久原メロディーとして人々に愛され続けている。

戦後の動乱期を生き抜くため、コザではアメリカ文化を受け入れつつ、沖縄独自の文化も大切に守り抜いたことから、沖縄の伝統文化と異文化が混ざり合った全国でも珍しい「チャンプルー(混ぜこぜ)文化」が育まれていく。

 

コザの歴史

おんがく村で収集・所蔵している沖縄音楽は、大きく分けて4ジャンル。
それぞれの音楽には、沖縄ならではの音階、言葉、時代背景が盛り込まれ、今日まで進化してきました。
ここではその沖縄四大音楽についてご説明いたします。

 

沖縄民謡

1945年8月15日、アジア・太平洋戦争が終結。本島北部の金武村にあった屋嘉収容所では缶詰の空き缶を利用した三線が作られ“PW”(捕虜の意味)の心情を歌った「PW無情」という歌が生まれた。また、日本本土や日本の植民地であった南洋からは、多くの人々とともに民謡歌手が沖縄に引き揚げ、コザを中心に音楽活動を行った。戦後の沖縄民謡界を支えた歌手を中心に、コザは民謡のまちとしての地位を揺るぎないものにしていった。その波は途切れることなく、新しい民謡が生まれ続けている。


 

沖縄ロック

ベトナム戦争時代、ゲート通りやBCストリートのAサインバー、米軍基地内のクラブで米兵相手に演奏を行うロックバンドが次々に誕生した。
1960年代終盤には海外でハードロックが流行し、沖縄にもハードロックの波が押し寄せる。1972年、沖縄の日本復帰と同時に沖縄ブームが訪れ、沖縄のロックバンドが次々にメジャーデビューし、一世を風靡した。その後も新しい感性を持ったミュージシャンたちが次々と誕生して全国的に活動している。

     
 

沖縄ジャズ

戦後アメリカ軍政下に置かれた沖縄では、基地内のクラブでジャズの生演奏をするバンドが必要とされ多くのバンドが誕生した。しかし、日本復帰を境に基地内での仕事が激減し、次第にビッグバンドは少なくなる。その後、ジャズ喫茶やライブハウスが増え、多くのミュージシャンがジャムセッションで腕を磨き、レコードやCD等の音源を発表する。その頃から、沖縄民謡をジャズにアレンジするなど、沖縄独特のジャズミュージックが生まれた。


 

沖縄フォーク

ベトナム戦争が長期化の様相を呈し始めた頃、反戦ソングを中心としたフォークソングが全国的に流行した。日本復帰の直前、長期に渡る人権を軽視した米国統治への反発から1970年に米軍車両焼打ち事件「コザ暴動」が発生し、沖縄人の人権拡大や復帰運動に大きな影響を与えた。翌1971年には、沖縄でもコザ市出身のフォークシンガー等が中心になり沖縄フォーク村が創設され、沖縄フォークの時代を築いていく。

沖縄市音楽資料館「おんがく村」では、沖縄音楽の貴重な音源や映像、紙資料を、みなさまのご協力の下、
収集・所蔵しております。館内では全ての資料を実際手にとってご覧頂くことが可能です。

 

コザの歴史

 

 

館長紹介

 

 

沖縄音楽が聴ける日本でも珍しい資料館「おんがく村」

 館長:備瀬善勝(ビセカツ)

戦後の沖縄音楽はコザ(沖縄市)がルーツです。そのコザにある、沖縄音楽の資料だけを展示している日本でも珍しい資料館です。 今は入手不可能なレコード盤や昔の音楽イベントのパンフレットや写真など、展示物の閲覧や音楽、ビデオ鑑賞も出来ます。 また、毎週土日は館長来館時間を設けており、沖縄音楽の歴史など詳しく解説いたします。 これからも資料収集や館内イベントなど、 より一層充実した楽しい資料館を目指しておりますので是非お気軽にお越し下さい。

 

 

沖縄市音楽資料館 おんがく村

住所 / 沖縄市中央1-7-3(一番街内コザBOX向い)
開館時間 / 12時〜18時(休館日:旧盆・年末年始)
電話/098-923-3224
Eメール / info@ongakumura.okinawa
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